大人になってから知った家族の秘密

72 :70:2019/01/18(金) 22:23:12
Aはbに、cと一緒に押入で隠れているように言った。
そして、絶対その夜は悪夢を見るだろうと思ったAは、いつも以上に×ックスを激しくした。
が、それでもbは悪夢を見た。
「Aがeを頃した」
なんて言う。絶対そんなことはしないから、安心しろ、とbに話して落ち着かせた。

翌朝、eがやってきたので、Aは素知らぬフリで、何があったのか聞いた。

Dとfの計画はその通りに実行されたらしい。
Dとeの離婚のとき、Gが入ってfに金をちらつかせた。
fの親権はeに行き、後にeとGが結婚。
fはGから高級外車やアクセサリ、ブランド品をおねだりした。
そして20歳の誕生日のとき、愛人としてDを紹介し、2人で逃げた。
もちろん、Gから搾り取った財産も持って。どこへ行ったのかわからない。
その後、eとGはもめて結局離婚した…

事の発端であり、自分の子に拒否されたにも関わらず、今さら強引に押し掛けてきたeを、
Aは絶対に許さない。その決意は固かった。
相当もめたようだが、Aはeを追い返した。
それっきりeがどうなったかは誰も知らない。

だが、eが家にやってきたこと自体がbにとってはショックだったようで、
悪夢の中でeが押しかけてくるようになった。Dやfもときどきまだ出てくる。

その後もAはbのケアを続け、3年たって、bが2人目の子供が欲しいと言い出した。
Aは喜び、治ったと直感的に思った(後でノートを確認しても、それ以来bは悪夢を見ていない)。
6年間、ものすごく長く感じたそうだ。
一時は、bが自サツしないか、とすら思ったけど、ケアを続けて本当によかったと言っていた。
やがてAとbの間に次女(h)が産まれた。

hが産まれた年に、fからb宛てに手紙が来た。今でも保管されていた。
Dとfのことを、Aはあまり警戒していなかったようだ。
狂っていても幸せにやっているのなら、何もしてこないと思っていたそうだ。
Aは、これをbに読ますと悪夢が再発するかも、と思って自分で開けた。


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